手形割引の流れと審査内容
ここでは問い合わせから現金化までの流れ、必要とされる書類、審査の内容など手形割引による現金化のプロセスを紹介します。
専門業者との手形割引による現金化の流れ
手形割引を専門業者に依頼する場合、一般的にそのやりとりは以下のような流れになります。
問い合わせ
インターネットや電話で手形割引サービスについて問い合わせる。- 申し込み
インターネットや電話・FAXなどで申し込む。 - 審査
専門業者では1時間程度で振出人の与信審査がなされ、最終的な割引料や取引日を確定する。 - 契約書類の作成
対面もしくは郵送で手形と契約書類の受け渡しをする。 - 現金化
振込もしくは対面で現金を受け取る。
手形を含めて必要書類を揃えて専門業者に問い合わせすれば、即日審査して現金を受け取ることも可能です。郵送のやりとりの場合、手形到着の当日に振り込まれるのが一般的です。
手形割引による現金化の必要書類や審査内容
専門業者に手形割引を依頼する際に必要となる書類は一般的に以下のようになっています。
法人の場合
- 割引したい手形
- 会社の実印(ゴム印でも可の場合あり)
- 会社の謄本や印鑑証明書
- 代表者の身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
個人の場合
- 割引したい手形
- 本人の実印
- 本人の身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
専門業者の場合、割引する手形自体の信用度を審査します。
そのため依頼する企業や個人の信用に関する書類を必要としないわけです。
担保や第三者保証・個人保証を求められることもなく、振出人をはじめとして第三者に割引依頼をしたことが知られる心配はありません。